
小さな会社のAI導入、はじめの一歩【30日プラン】
中小企業のAI導入を阻む最大の壁は「何から始めればいいか分からない」(調査で62%)です。この記事はその答えを、30日の実行プランという形で示します。やることは週単位で具体的に決まっています。
1週目:業務の棚卸し(道具はまだ買わない)
- 最初の1週間は、AIに触りません。やるのは自社の時間がどこに消えているかの把握です。各担当者に「毎日・毎週やっている定型作業と、かかる時間」を書き出してもらいます。所要1〜2時間。
- 並行して、特に時間が長い業務は作業画面を10分録画しておきます。後でプロに相談する場合も、この録画が最高の資料になります。
- 週の終わりに、リストから「頻度が高い・手順が決まっている・確認がしやすい」作業を3つ選びます。これが候補です。やり方の詳細は業務フロー整理の記事にあります。
2週目:無料で触って、肌感をつかむ
- 2週目は、選んだ候補に近い作業で生成AIを試します。議事録の要約、メールの下書き、文章の校正あたりが入口として最適です。ChatGPT・Claude・Geminiのどれでも構いません(選び方は比較記事を参照)。
- この段階の目的は完璧な活用ではなく、「何が得意で何が苦手か」の肌感です。1日15分、5営業日も触れば十分つかめます。
- 注意点は1つだけ。無料プランに顧客名や社内の機密情報を入れないこと。試用は一般的な内容で行います。
3週目:1業務に絞って「型」を作る
- 3週目で、候補3つから1業務に絞ります。選ぶ基準は「効果が数字で見えるか」。議事録なら作成時間、メールなら返信までの時間が測れます。
- 絞ったら、その業務用の指示文(プロンプト)をテンプレート化します。「この形式で議事録を要約して:決定事項・宿題・期日」のような定型文を作り、誰がやっても同じ品質が出る状態にします。
- あわせて法人向けプラン(学習に使われない設定)に切り替え、「入力してよい情報の線引き」を紙1枚で決めます。ここまでやって、業務で使う準備が整います。
4週目:計測して、次を決める
- 4週目は本番運用と計測です。導入前の作業時間と比べて、何分減ったかを記録します。週2時間の削減なら年間100時間。この数字が、次の投資判断の根拠になります。
- 効果が出たら、2業務目に同じ手順を回すか、もっと大きな自動化(転記・集計・問い合わせ対応など)に進むかを選びます。大きな自動化は、外部の構築支援(Aimoなら1業務10万円)を使う段階です。
- 効果が出なかった場合も、原因はほぼ「業務選び」か「指示の型」のどちらかです。やり直しは1週間で済みます。
つまずいたら、ショートカットもある
- この30日プランは自力で完走できますが、1週目の棚卸しと業務選びだけは、経験者と一緒にやると精度が大きく変わります。失敗パターンの大半は入口の業務選びで決まるからです。
- Aimoの無料AI診断は、この1週目を30分に圧縮するものです。業務を伺い、AI化候補のリストと優先順位、費用感まで整理してお渡しします。そこから先を自力で進めるのも、構築まで任せるのも自由です。
- 「何から始めれば」の答えは、もう出ています。今週、業務の書き出しから始めてください。
このテーマを、自社の業務に置き換えて相談する。
記事の内容をもとに、どこからAI活用・業務効率化を始めるべきか整理します。
